なぜ、こんなにも、すれ違ってしまうのか

こんにちは。相談件数4万件、
「幸せな恋愛・結婚サポートカウンセラー」、
谷地森久美子です。

異性と関わっていると、同性の友達では起こらない
「かみ合わなさ」や「すれ違い」で、
頭を抱えてしまう”っていうこと、ありませんか。

そして「あぁ、女って、やっぱり厄介だ」
「通じない人ね、相性が悪いのかも」と、
付き合うこと自体が、面倒くさくなる…。

結婚しているカップルは、
このかみ合わなさの積み重ねで、関係にヒビが入り、
「性格の不一致」「価値観の違い」
による離婚となるのでしょう。

そういうかみ合わなさやすれ違いは、
相性の悪さ等「個人的な要因」もあります。

しかし、それ以前に、
男女に由来するものも大きいのです。

そこを理解して関わっていくと
「このリアクションは、こういうことなのね」
と相手の反応に対して、
余裕が生まれ関係が安定します。

では、その「男女差」とは、
どういうものでしょうか。

一例として、
あるカップルのやりとりをご紹介しましょう。

♀「きょうは何時に帰ってくるの? 返事をちょうだい」。
いつになく何度もメールをするナナさん。

♂「遅くなるから、先に食べてて」

たけしさんは、夕方、重要なプレゼンを控えています。
気持ちの余裕がありません。
そして、この日、たけしさんは23時近くに帰宅。
玄関のドアをあけたところ、廊下が真っ暗。

♂(うう、なんだ?!)

リビングに入ってみると、
いつもより手の込んだ料理の数々。
たけしさんお気に入りの
ワインまで並んでいます。♂(…?!)

♀「ねえ、きょう、何の日だと思っているのよ!
たけしの誕生日でしょう!」

♂「……」(忙しいんだから、自分の誕生日なんて覚えてられるかよ)

♀「誕生日は、毎年ふたりで食事してたじゃない!!」
ここで、ナナさんの、たまっていた怒りや不満が爆発しました。

♀「結婚したのに、仕事、仕事、仕事! 私のことなんか、
どうでも、いいんでしょう!これって、家族なの?
こんなじゃ、子どもなんて、作れない~!!!」

ナナさんは泣きじゃくりながら、深夜、
バッグひとつで家を出て行ってしまいました。

どうして、こんなことが起きてしまうのでしょう。

これは、ナナさんの思いが強すぎるのでしょうか。

それとも、たけしさんが、
仕事第一主義で、
家族をおざなりにしているということでしょうか。

しかし、この“どちらが悪いかは出口のない考え方。

へたすると、離婚に繋がってしまいがちです。

それよりも、「折り合う糸口を見つける」。

このほうが、ふたりにとって優しい発想です。

その一つとして、今回は、
“男性には男性特有の性質があり、
女性には女性特有の性質がある”、
ことをご紹介しますね。

それが、お互いの「かみ合わなさ」「すれ違い」を生み、
理解しあえない原因となっているのです。

えてして、男性は女性の性質を理解しづらく、
女性は男性の性質を理解しづらいものですね。

男性の特質、つまり「男性性」とは、どんなものでしょう。

それは、目標達成のために【集中】する。
物事を【決定】する。

話を一つのフレームにくくって考える
【分類・切断能力】など。

一方、女性の性質、「女性性」は、
どんなものでしょう?

それは「感情を大事にする」、「人間関係」など、
【情感や繋がりを大事にする性質】に代表されます。

女性は、多くの場合、
仕事をしながらもプライベートも同時に
考えられる能力があります。

一方、男性は、仕事のスイッチが入ってしまうと、
それが一段落するまでは、何日も何週間も、
仕事が中心となる傾向があります。

そうすると、女性は
「自分に関心がなくなった」と考えがち。

ついつい相手を責めたり、
自分の思う通りに変わるよう強要します。

でも「悪気がないかもしれない」、
「男性の質のひとつなんだ」。

一呼吸おいて、こう、考えてみませんか。
知識としておさえておくことも、相手を理解する一歩です。

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