プロフィール

はじめて、このブログにいらっしゃった方は、ようこそ、おいでくださいました・・・。
そして、このサイトに何度も立ち寄ってくださっている方は、御興味を持ってくださり、本当に感謝いたします。心理臨床オフィス 代表公認心理師・臨床心理士、谷地森久美子(やちもり)です。
ここでは谷地森を皆さまに、より身近に感じていただくために自己紹介をさせていただきます。

「谷地森久美子」は、こんなひとです

代々続く名家で厳しい家庭環境に育ち
「期待に応え結果を出さないと自分には存在価値はない」と
生きづらさを抱えた幼少期を過ごす。

東京学芸大学大学院修了後、東京都内の教育センター教育相談部にて、
不登校等の子どもやその親のカウンセリングを担当。

その後、国立精神・神経センター精神保健研究所、
附属の精神科デイケアにて、休職中の方の心理的支援に関わる。

それに並行して都内の精神科クリニックにて約10年間に渡り、
小学生から80代までの広い年代層にカウンセリングを行う。

その後、トータル10年間、大手企業の社員に対して個別カウンセリング、
メンタルヘルス教育、管理者研修、全社的なメンタルヘルス事業にかかわる。

2001年より公立学校のスクールカウンセラーと、
明治大学学生相談室の嘱託相談員も兼務。

日本経済新聞社コラム『心のサプリメント』初代執筆者として、
仕事のストレス・人間関係・家族問題に至るまで、

生きる上で誰もがぶつかる困り事に対する
ちょっとした心の工夫や具体的ヒントを約4年間に渡って連載。

心理学の専門的知見をベースにしつつも、わかりやすく、
親しみのあるメッセージは、読者の共感を呼び、
同紙内コラムで「私の履歴書」に並びベスト5にランクインする。

2009年、東京都内に心理オフィスを構える。

心の専門家として約30年間のキャリアがあり、
相談件数トータル約4万件の人生の大事な局面に立ち合う。

中年の危機、恋愛・結婚、仕事の人間関係、家族問題などで、
行き詰った状況に陥った方々が、
自分らしさ、本来の「わがまま」(あるがまま)を取り戻すことを通して、
確実に前進するカウンセリングスタイルが評判となっている。

現在まで教育、医療、産業の3分野ではそれぞれ10年以上
(教育は約30年間)経験を積み幅広い分野で
専門性を深めた稀有な存在として知られる。

近年では、アーティストたちと協働して、
生きづらさを抱えている大人たちが希望を感じるような、
映像&舞台化のプロデュースを手掛けている。

東京都芸術文化支援事業に採択され2020年8月に映像作品を配信。
『継母デメテルの「わがまま」の練習』
https://cheerforart.jp/detail/1913

心理学の智慧とアートを融合する新しい取り組みを通して、
関わるひとたちとともに「幸せな今」を創るプロジェクトを企画中。

著書に、『ふりまわされない自分をつくる「わがまま」の練習 心の中に線を引けば全部うまくいく』(KADOKAWA)がある。
現在、第二弾の出版に向けて執筆中。

著作

『働く人のメンタルヘルス講座』ユーキャン/監修・共著
『働く女性のための「こころのサプリメント」』(株)マガジンハウス/共著
『教師のチーム力を高めるカウンセリング』ぎょうせい/共著
『ふりまわされない自分をつくる「わがまま」の練習 心の中に線を引けば全部うまくいく』(KADOKAWA)

公認心理師・臨床心理士として思うこと

臨床心理士(カウンセラー)は、その肩書きと共にあることで、いつも自身が問われます。資格を取得してからが、むしろ学び〔修行〕の職業のため、経済的に余裕はありませんでした。仕事がほとんどなかったり、非常勤をいくつも掛け持ちしたりの生活が若かった頃は、当たり前でした。しかし、それでもあきらめずここまでこれたのは様々な方々の支えがあってのことです。それには今でも感謝しつくせない思いがあります。そしてもうひとつ、自分の支えになっていたことは、カウンセリングという場で起こる、かけがえのない「小さな奇跡」でした。

誰でも、そしてどんな家族でも、いくつのもの問題や課題を抱えた、”いびつで不完全な存在”だと、わたくしは考えます。

人生の中で問題や困難が生じることは、実はとても自然なことなのです。
問題が生じることは、ある意味で生きているからこそ、と考えます。

ただ何かが起きたときに、個人が、…あるいは家族が、その現象(事実)を無視せずに、問題を見据え続けられると、その先に頭のレベルでは思いもよらなかった、いのちの鉱脈や人生の智慧と繋がる瞬間があるのです。

仮に現実がどうしようもなく動かしがたい、つらい状況であっても、人生をあきらめず、その状況に留まり続けられると、陰きわまって陽に転ず…。自身の中で何かが”腑に落ちる”という体験や、人生や状況が味方してくれることが必ずあるものです。

自分でこれまで努力され、それでも、やはり人との関係でつらさをお持ちのかた、自分や人が信じられないかたは、専門家をある意味、活用してみることをおすすめします。ひとに傷ついたひとは、最終的に、ひととの関係性を通して、痛みや傷が癒され、自己を回復できるからです。

このことは、これまで4万件にものぼる、私たちが生きる上での格闘の歴史/過程に同行させていただいた、人生の「真実」です。
このサイトをお読みの方の中でも、「もう、だめだ」と何かをあきらめかけている方がいらっしゃるかもしれません。
どうか、御自身を見捨てずあきらめず、御一緒に格闘しながら、人生や心の深層にひそむ智慧をみつけてみませんか。私は、あなたの、そばにいて、いつも味方でありたいです。

公認心理師・臨床心理士
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