こんにちは。相談件数4万件、
「幸せな恋愛・結婚サポートカウンセラー」、
谷地森久美子です。
さて今回は、
パートナーの健康について。
距離が近いし、子どもではない分、
どう関わっていいものか迷うこと、
ありますよね。
それでは、始めましょう。
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先日、こんなご相談がありました。
女性の方からです。
(以下、ご本人の許可を頂いております。)
「夫は、50代。長年の無理がたたったのか、
健康診断でからだのあちこちに、支障がきている状態。
子どもも、あと半年で大学を卒業予定。
私としては、その後、夫婦水いらずで、ゆったり生活をしたい。
そのためにも、健康に気をつけてほしいのに、
夫は自分の身体に無頓着。
どういう声かけをすれば、夫に届くのでしょうか。」
女性が心配している通り、
将来的に、夫婦水いらずの生活のためにも
「からだは資本」ですね。
特に、無理がきかなくなってくる中年期以降、
「健康」に関して、男性は次の二つに分かれます。
多少、小さな不調はありつつも、
40代、50代、60代、それぞれ年齢相応に
元気に過ごせるタイプ。
30代半ばから、徐々に
からだの不調が増えていくタイプ。
後者の方は、現役時代に、
無理に無理をかさねて、
バリバリ働いていた方にみられます。
上のケースのご主人も
このタイプに該当します。
会社にも家族のためにも貢献していたひとが、
これから…と思っている矢先、
自分の身体が思うようにいかない――、
これは、ご本人にとっても、ご家族にとっても、
悲しいし、残念なことですよね。
いくつになっても、健康を維持して元気に
活動している人は、
自分で身体をメンテナンスする習慣が
自然と身についているのが大きな特徴。
筆者は、働く社会人の方にたくさんお会い
してきましたが、
健康に気を付けている人は、
自分自身に、とてもマメです。
ちょっと調子が悪いと、その都度
自分で自分の身体をケアしています。
このような日々の積み重ねが、
習慣がない人との大きな差となっているようです。
それでは、今回のケースのように
自分のパートナーの健康が気になる場合、
どうしたらよいでしょう。
今回は、ポイントを二つ挙げます。
1、 自分がどんなに相手を心配しているか、
機会をみて、丁寧に伝えていく:
自分の身体をいたわるのが不得意な人の中には、
自ら行動を決められない課題が隠れています。
小さい時から、母親に、あれこれ指示を受け、
そのまま従っていたタイプ。
そういう性格の方は、大人になってから、
自分で自分を気遣う習慣がなかなか身に付きません。
そのため、パートナーであるあなたが、
「意図的に」、心配する役目を担ってみることです。
2、健康で過ごすこと自体を、今後の夫婦の目標にする:
会社や組織のために働いてきた人ほど、
例えば、納期直前の作業を仕上げるため、
プロジェクトの目標を達成させるため、
少々のからだの不調は、脇に置くクセが
ついています。
これは集団に適応する、こころの工夫と
言えますが、過度に実行すると、健康を害します。
働き盛りの突然死や過労死は、
このような人がハマる、健康の落とし穴。
そのため、あらためて、
「夫婦一緒に健康でいること」。
そのことを互いに目指しましょう。
一緒にスポーツをしたり、一緒に温泉にいくのも
いいでしょう。
そしてさらに、その目標を活かすために、
次のことが秘訣となります。
スポーツをする、温泉にいってみる、
というのは、ある意味、「行動」です。
できれば、そういうことをやりながら、
自分のこころが喜んでいるか、
身体が和んでいるか――。
この「見えないこころと身体の状態」にも
目を向け、そのあり方を大事にすること。
このような自分の内側への目の向け方は、
「いくつになっても元気な人がしている習慣」
(心身への細やかな気遣い)に
繋がることにもなるのです。
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