こんにちは。相談件数4万件、
「幸せな恋愛・結婚サポートカウンセラー」、
谷地森久美子です。
筆者のオフィスにいらっしゃるお客様の多くは、
ミドルエイジの年代(30代半ば~50代半ば)。
そしてその中でシングルの方の、
結婚への向き合い方は、次の3つに大別されます。
「早くいい人を見つけて結婚したい」派。
「仕事一筋」派。
そして「結婚より恋愛」派。
もちろん人生いろいろ。
でも、共通しているのは、私たち誰もが
「幸せになりたい・幸せをつかみたい」ですよね。
このブログでは、恋愛であっても結婚であっても、
大事な相手との関係の育み方を
これからもお伝えしていきたいと考えます。
さて今回は、うまくいっているカップル・ご夫婦が
必ずやっている3つの習慣のひとつ――
「ほめ合う」について、ご紹介しますね。
さて、はじめましょう!
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うまくいってるカップルには、
共通の習慣があります。
その一つは――「ほめ合うこと」。
人生では、色々なことが起きます。
楽しいことだけではありません。
辛い時こそ、身近なパートナーから、
「労われ」、「認められ」、
時には「ほめられる」ことは
生きる希望、エネルギーになるものです。
しかし、現実はツライ。
長い時間、生活を共にしていくと、
恋愛時代に、相手へ重ねていた
「理想」「幻想」は
いつの間にか、はがれて、
互いに長所だけでなく短所も見えてきます。
前回、男性パートナーに関わる時には
「ほめることを大事にしましょう」と
提案いたしました。
それに対し、
「ええ~、ほめるぅ…? 結婚って、面倒…」
そう、お感じになった方も
おられたことでしょう。
確かに、カップル・夫婦のあいだで、
「ほめ役(ほめるひと)」と
「ほめられ役(ほめられるひと)」が
固定化してしまうと、
いつも「ほめ役」は、疲れてくるし、
「自分ひとり損してる」、
「はずれくじを引いた気分」に
なるかもしれません。
あなたは、すでに「ほめ役」でしょうか。
それとも、相手に対して、
「ほめる部分なんて、無い」と
思ってしまうほど、
傷ついて、疲れているでしょうか。
もし、あなたが、これまで色々あったけれど、
やっぱり今のパートナーと
「幸せになりたい」と願うなら、
次のようなことを思い出してみましょう。
あなたは、パートナーと、
どんなふうに出会ったのでしょうか。
出会った時、相手に、心ひかれ
「この人と付き合いたい」と思い、
自分のほうに振り向いてもらえるなら、
どんなことでもしようと思った瞬間…、
ありましたよね。
「自分って、こんなにもエネルギーが出せるんだ」
そう実感するくらい、相手のために、
情熱や手間暇をかけたこと…、
ありましたよね。
つきあいがスタートして、
「相手の存在」が、
自分の生きている世界の一部となり、
「自分たちふたり」だけでなく、
それを取り巻く、周りの風景まで
きらきら輝き始めたこと…、
ありましたよね。
相手の眼差しが、生きる励みとなって、
「今の自分って、なんとなく好きかも」と、
ふと思えるようになったこと…、
ありましたよね。
大事な人との、ふたりだけの思い出は、
きっと、あなたにもあるはずです。
「それはすでに過去のもの」だとしても
そんなこともあったなぁ…と
あなた自身が慈しんであげると、
ふたりのあいだに、
「あたたかな気持ち」が
ストックされていきます。
そうすると、不思議なもので、
相手側にも、その気持ちが伝わって
パートナーのこころも、次第にゆるみ、
「ありがとう」「嬉しい」など
感謝や労いの、あたたかな言葉が出てくる――。
そして「愛(情)」で包まれ満たされた、
血の通った「確かな関係」が育まれていきます。
うまくいっているカップル・ご夫婦は、
この「ほめ合う」が
「当たり前の習慣」
「コミュニケーションの一つ」となっています。
あなたとパートナーのあいだで、
「ほめ合う」が可能になる秘訣は一つ。
どちらかが先に変わること。
どちらかが、先に、相手をほめ始めること。
変化の、最初の一歩は、
「同時ではない」のです。
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