こんにちは。相談件数4万件、
「幸せな恋愛・結婚サポートカウンセラー」、
谷地森久美子です。
あなたは、パートナーにしてほしいこと、
ちゃんと伝えていますか。
「えぇ、いったい何の質問…?!」
という声が聞こえてきそうですが、
もちろん、“セックス”を含めたコミュニケーションです。
心の中で「こうしてほしいのに」と思いながら、
でも言い出せずに「どうしてわかってくれないの?」と
悶々としているあなた。
「こんなことで、悩んでいるのって、自分だけ?」
と思わなくても大丈夫。
これは30代から50代にかけての
共通のテーマです。
きょうは、あるカップルのやりとりを手がかりに、
セックスを通じて夫婦に溝ができていく過程と、
解決のヒントを考えていきましょう。
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フリーでグラフィックデザイナーをしているA子さんと、
大手自動車メーカー勤務のBさん。
これまでは特に喧嘩もなく、
お互いに不満はありませんでした。
しかし、ある時から次第に、夜の時間が
憂鬱になってしまったというA子さん。
夜の時間…、そう、
寝室に行くのが億劫なのです。
A子「セックスでは、いつも私が誘うんです。
恋人時代から、ずっと。
夜、Bの布団にもぐりながら、
“きょうも、襲っちゃうぞ~”って。
ゲームのように、じゃれながら。
それが、最初はとても楽しかった。」
当時の様子を、彼女は、懐かしそうに語ります。
しかし次に瞬間、ふぅっと視線を落とし、何度もため息。
A子「ある日ふと、思ったんです。
“このまま一生、私が誘うの?!”って…。
それって、ありえない――。
そう思ったら、ぷつんと何かが切れた。」
もう自分から誘わない、そう決めた1日目。
ベッドに入り、夫に背を向ける。
何事もなかったかもように「おやすみ~」。
2日目も、3日目も、7日目も2週間目も。
その後は、あえて友人との予定を作って深夜の帰宅。
同じように、
何事もなかったかのように寝てみました。
さすがに、1か月が過ぎた頃から、
ふたりのあいだにビミョウな空気が流れてきました。
ある日、Bさんよりも、少し遅れて寝室に入ったA子さん。
ベッドサイドにBさんが腰かけています。
うつむきながら、足をぶらぶらさせながら、
何か、ものを言いたげです。
でも、何も言ってきません。
A子「何、どうしたの?」
Bさん「(どこか不満げに)…別に…」
A子 (う~ん、もう嫌だ!!!)
この日を境に、A子さんは、忙しそうに
深夜までPCに向かい始めました。
Bさんと就寝時間をずらす目的で。
ここからセックスレスが加速したのは、
言うまでもありません――。
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すでに限界が来ているA子さん。
しかし直接、言葉で伝えていないため、
夫Bさんには届きません。
怒っていることすら、
伝わっていないかもしれません。
Bさんも、一瞬、不満を見せただけ。
わだかまりを分かち合うチャンスも、
「別に」の一言で、逃してしまいました。
お互い心の中で、相手の様子を伺う。
これは、神経を消耗する過酷な心理戦。
夫婦でこんなこと、やっているのは、
悲しいし切ないですね。
例えば、A子さんの立場なら、
「いつも、私から誘うのばっかりだと、さびしいな…」
「Bから、誘うって、照れくさいの?」
などと、言ってみる。
Bさんの立場なら、
「最近、“襲っちゃうぞ~”がないけれど、どうしたのかな?」
「なんとなく距離があるみたい。何か、あった?」
と、呼びかけてみる。
感じていること・言いたいことを、
相手にちゃんと届けるためには、
次のことが肝心です。
「少しだけ勇気をふるうこと(プライドを脇に置くこと)」
「相手の態度に、一方的に傷ついて萎えないこと」
「相手をいたわるような言葉かけをすること」
仮に、自分の予想とは異なる、
「べつに…」
「なに…?」
「…それで?!」などなど
否定的な反応が返ってきても、
諦めないでくださいね。
最低でも3回チャレンジです。
夫婦関係も、「育てる」「手間暇かけること」が、
何より大事です。
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